VYMは米国の高配当利回り株で構成される指数への連動を目指すETFです。多数の企業へまとめて投資できるため、個別株を一社ずつ選ぶ負担を抑えられます。ただし分配金の額は固定されず、株価下落、減配、ドル円の変動、税の影響を受けます。
個別株選定を指数ルールへ置き換えられる
高配当株を自分で数十社選ぶ場合、決算、配当方針、業種比率、買い増し、売却を継続的に判断します。ETFでは採用と入替えを指数と運用会社のルールへ委ねられます。その代わり、自分なら除外する企業も保有し、指数設計を変更できません。
高い分配金だけで評価しない
- 分配利回りとトータルリターンを分けて見る
- 上位銘柄と業種の偏りを確認する
- 経費率と売買価格差を確認する
- 減配局面の分配実績を確認する
- 円換算時の為替と税を見込む
成長株を含む広範囲指数とは値動きが異なる
高配当株指数は、広い米国株指数と業種や企業特性が異なります。分配を重視する企業が多い一方、利益を再投資する成長企業の比率が低くなる場合があります。配当の高さだけでなく、資産形成期に必要な成長性と分散を考えます。
配当目的でも生活費とは分ける
分配金が出ても元本価格は変動し、分配額も減る可能性があります。毎月の固定費を分配金だけに依存させず、円の生活資金を別に確保します。購入前に最新の目論見書と税務上の扱いを確認してください。
Q.VYMなら個別株より必ず安全ですか?
A.多数銘柄へ分散できますが、米国株、市場、高配当株、為替のリスクは残ります。元本や分配金は保証されません。