PFFは一般的な高配当普通株ETFではなく、米国の優先証券やハイブリッド証券を主な対象とするETFです。比較的高いインカムが注目されますが、金融機関への集中、金利感応度、信用リスク、繰上償還、分配変動など、普通株ETFとは異なる確認が必要です。
優先証券は普通株と債券の中間的な性質を持つ
優先証券は普通株より配当や残余財産の支払い順位が高い設計を持つことがありますが、発行条件は銘柄ごとに異なります。議決権が限定され、配当停止や繰延べが可能な商品もあります。名称だけで債券と同じ安全性があると考えないことが重要です。
金融セクター集中と金利変動を確認する
優先証券市場では金融機関の発行が多く、ETFも業種が偏る場合があります。また固定的な支払いを持つ証券は金利上昇時に価格が下がりやすく、発行体の信用不安が強まれば普通株と同時に下落することがあります。
分配利回りの高さはリスクの対価でもある
- 普通株ETFではないことを理解する
- 業種と発行体の集中を確認する
- 信用格付けと無格付け比率を見る
- 金利上昇時と信用不安時の値動きを確認する
- 為替、税、経費率を含む手取りで比較する
株式と債券の代わりに単純置換しない
PFFを株式の成長性と債券の安定性を同時に得られる商品と単純化すると、期待と実際の値動きがずれます。ポートフォリオへ入れるなら、何の役割を期待するか、普通株や投資適格債との重複を確認します。
Q.PFFは債券ETFより安全ですか?
A.一律には言えません。優先証券には発行体信用、金利、配当停止、劣後性など固有のリスクがあります。商品資料を確認してください。